ストーリープレイング『おやすみ、僕らの致死量の幸せ』

貴方達は、遠く離れた場所で、同じ眠りにつく。 物理的な距離を埋めるのは、眠る前の通話。 「どちらかが寝落ちするまで、電話は切らないこと」 それが、貴方達のたった一つのルール。 耳元で聞こえるあなたの声、穏やかな呼吸の音。 微睡みの中で溶け合う時間は、 世界で一番優しくて、甘くて、静かな幸せな時間だった。 「ねぇ、幸せに致死量ってあるのかな」 「もしあるなら今夜の私達は……」 「きっともう手遅れだね」

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貴方達は、遠く離れた場所で、同じ眠りにつく。 物理的な距離を埋めるのは、眠る前の通話。 「どちらかが寝落ちするまで、電話は切らないこと」 それが、貴方達のたった一つのルール。 耳元で聞こえるあなたの声、穏やかな呼吸の音。 微睡みの中で溶け合う時間は、 世界で一番優しくて、甘くて、静かな幸せな時間だった。 「ねぇ、幸せに致死量ってあるのかな」 「もしあるなら今夜の私達は……」 「きっともう手遅れだね」